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なかどて解明部!!

なかどて解明部とは、弘前古来の中心商店街 『 中土手町 』
( 通称「なかどて」。 町を取っただけ。シンプル )
のあちこちに転がり日夜市民を悩ませている謎を解明し、
人々の心の霧を晴らす秘密の部活動である。
解明の基本的な手段は、「本体に直接疑問をぶつける」
と、いたってシンプル。要するに当たったり砕けたりってこと。

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第3回例会 「 ラーメン+えび天・・・?! 」    [’05.5.9]

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栄えある第3回例会の解明箇所は、なかどての台所『弘前中央食品市場』内のラーメン屋さん「ふるさと」。
食べ物の解明したいなあ、でも集団は和が命、ワガママはよくないなよあ、と部長が一人悶々としているところへ1本のタレコミが。
「ヨボセヨ(訳;もしもし)・・・、ブチョーサン、市場の中のラーメン屋さんに、えび天ラーメンっていうメニュー、イッソ(訳;あるよ)」
流暢な日本語、つたない韓国語。それより何より、えび天ラーメン???
無数の「?」に囲まれてしまった我々は、弘前市民の謎というよりも自分の霧を晴らすため、そして食欲を満たすため旅立ったのである。


4月某日昼前、部員集結。まずは、謎のタレコミ屋の所へ詳しい話を聞きに行くことに。
「ぶちょー、地図によるとこのビルですよ」
ヒラ部員1号が示した場所は・・・なんと、『ViVa弘前』編集部!!うっそーん。ってことは、編集部スタッフの中に韓国人が?!

Viva弘前編集部入り口

恐る恐る中へ。あのー、タレコミしてくれたのはどなた?
「あ、僕です」
美人編集長に押されるように出てきたのは、スタッフの1人後藤崇さん(23)。 やぎ座のO型。優しげな微笑を浮かべる好青年。とりあえず一枚写真を、とヒラ部員1号がカメラを向けるとヨン様ポーズ(写真参照)。あの韓国語はこれの振りか?

後藤崇(たかし)さん。やぎ座のO型

さて、早速聞き込み。えび天ラーメン発見のきっかけは?
「ViVaの2月号で『寒いからラーメンの記事でも』と思ったんです。で、自分で美味しいと思うところがいいなあ、と。『ふるさと』は、編集長も美味しい(特に二日酔いのとき)って言ってた店なので選んだんです。えび天ラーメンの存在はその時点では知りませんでした。行ったらメニューにあって、びっくりしてつい頼んじゃったんですよね」。(Viva弘前ホームページ「ラーメン食べ隊」参照)

支那そば+てんぷら、でしょ?どう?
「ここのラーメン自体があっさり系なので、こってりのえび天がちょうどいい感じなんです。麺を食べてる間にスープを吸って少し衣がとろけたてんぷらが美味いんですよ。カウンターには天カスが置いてあって、自由に入れられるんです。コレも入れるべきですね」
ほほう。かなり高カロリーな気もするが、解明部たるもの、そんなことで引く訳にはいかない。早急に試食、もとい解明だ!

 Vivaの皆さん、お邪魔しました!







ふるさとさんは弘前中央食品市場の中にあります。

お昼時の混雑を避けて、やってきました「ふるさと」。
スマートな笑顔で迎えてくれたのは佐藤奈津子さん(年は内緒)。A型。我々の身分と目的を明かすと、話もそこそこにえび天ラーメンを人数分作り出す佐藤さん。

店主の佐藤さん

「食べるでしょ?」
ええ、そりゃあもう、もちろんです。
ラーメンが出来上がるまで、店内を観察。
市場内の通路に面したカウンターのみのお店。全12席。あ、無料天カスあった。メニューは、ラーメン・そば・ご飯もの合わせて15種類ほど。津軽そば350円とお手ごろ価格。

一番人気のメニューは?
「ラーメンとおにぎりのセット(600円)が一番出てますね」
言ってる間にいっちょあがり。早い。
澄んだしょうゆベースのスープに細縮れ麺。ネギ多め。チャーシュー×2。メンマ。そして、でっかい(推定13cm)えび天。凄い。

噂のえび天ラーメン

食べながら話を伺う。
「スープは鰹節のだしを使っています。化学調味料は一切使っていません」
スープうまい。ほんとにあっさりの和風しょうゆ味。ガイドブックに載るほどの味(写真参照)。

ラーメン道楽 pert1だと思います。

で、どうしてえび天を?
「えび天ラーメンは私が好きで、自分で家で作って食べてたんですよ。美味しいのに何でみんな食べないのかなあ、って思ってました。最初はメニューにのせてなかったんですけど、せっかく美味しいんだから、と後でメニューに加えました」

人気度はどんな感じ?
「ほかのメニューに比べてちょっと高い(650円)のでそんなには出ないですけど、ViVaさんに載ってからは反響が結構ありました。若い人は、普通のラーメンを頼んで天カスをのせて食べたりしていますよ」
賢いなあ。などと言ってるうちにえび天の衣がふやけてきたので、タレコミに従い試食。・・・あ、うまい。

「うちのお客さんは、年齢層は幅がありますけど常連さんが多いです。年配の方が多いので、スープを入れる時は上に浮かんだ油をよけて器に入れています。逆に若い方には油も一緒に入れてこってり感を出しようにしています」
なんと細やかな。しかしえび天うまい。
「でしょう?うちで揚げてるんですよ。えびもいいえび使ってるから、この値段じゃおっつかないんですけどね」
衣もうまい。


「私、昔そば屋で18年働いてたんですよ。てんぷらもよく作ってました」
なるほど納得。
「最初は迷ったんですよ、ここにお店出すの。だんだん土手町に人が来なくなってきてるでしょう。利益を上げる自信がなくてね。でも、父も母もこの市場で働いてたし、みんなにも勧められて。なんとか2年やってきました」
お客の入りはどんな感じ?(←ぶしつけ)
「来るときもあり、来ないときもあり。よさこいソーランのときが一番忙しいですね」

やっぱりイベントがあると違いますか。
「たまに若いカップルなんかがね、土手町来てお昼食べようと思って、ほかに食べるとこないから『しょうがない、もうここでいいよ』って言いながらやってくることがあるんです。で、食べたら『あ、ここ当たりかも』なんて言ってくれて。そういう時は嬉しいですね」

入れすぎにご注意!

話しながらも手は働きつづける佐藤さん。途中、ラーメン・津軽そばなど注文も入る。おにぎりだけ買っていくおばあちゃんもいた。
彼女の立ち居振舞いは一見淡々とした印象だが、お客一人一人の年齢や状態を考えた仕事振り、そして何より土手町商店街の未来を思う熱いハートがそこにはあった。
我々はスープの一滴も残さず完食し、これ以上仕事の邪魔にならぬようそっと店を後にした。

 ★★ 今回の成果 ★★

謎:なんで「えび天+ラーメン」?

答え:美味しいから。


これで、弘前市民の心の霧がひとつ晴れることだろう。 ( つづく )

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 ( ̄∠  ̄ )

 |ヒラ部員1号|


「ふるさと」 営業は午後3時ごろまで。定休日木曜日。

★ 弘前中央食品市場の場所や情報は、まち☆オンで  >> 

 

『 余剰半の小部屋 』

今回の「何か」は、カウンターに設置された「ご自由にどうぞ」の給水機。・・・の脇にズアッリと並べられたグラス。同じ大きさ、同じ形、同じ模様。なんか見覚えあるわ、と思ったら。
カップ酒の空きカップじゃあないですか。しかも津軽限定りんご柄。ラブリーな上に、まあ壮観。
死んだばあちゃん家にもあったなあ。懐かしいなあ。

腹も膨らみ、ほんのりと優しい気持ちで帰宅したら、あーた。家にもあったがな。部長、どうやら認知症の気が・・・。

部長んちのコップ様

(写真は部長んちのコップ様。六花酒造さんの梅カップ)


● ばっくなんばー