アナグラにっき。
「霜月・大安」(曇天)
近所に子猫たちが棲みついている駐車場がある。計12匹。御用とお急ぎな方々も、ついつい立ち止まる愛らしさ。かくいう私も先程、二十四の猫瞳に囲まれ、えもいわれぬ幸福に襲われてきたばかり(猫キックまでいただいて)。にやけたまま帰宅すると、たぬきのような飼い猫が、玄関でだらしのない姿で出迎えてくれた。靴も脱がずに、まずはだっこ(これをしないと機嫌が悪い)。嗚呼、幸せはここにあったのね、と大石先生の気分からチルチルとミチルの気分になる。この重たい毛玉が青い鳥か。
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