vol.8
「笑うカドには・・。」
その2
笑いがもたらすこうした効能を、病気の治療に応用している病院もある。入院患者に、落語や漫才を聴かせたり、医療スタッフ自らがユーモアをもって患者に接することで、患者さんも明るくなって病気の治癒にも功果が出ているという。
笑いの背景には、その人の思考方法も大きく関係しているように思う。
以前取材したある会社のベテラン人事担当者は、「採用時の最後の決め手は、プラス思考人間であるかどうかです」とおっしゃった。
「これまでのあなたの人生はラッキーでしたか?」と問い、その答えと理由を聞く。マイナス思考の人は、いかに自分が不運であったか、○○のせいでうまくいかず、○○のせいで損をしたと説明する。
「そういう人は、どこに属しても○○の内容が変わるだけで、結果は同じ。逆に、プラス思考の人は、どんな局面を迎えても乗り越えられるケースが多い」のだそうだ。笑う門には福来たるというが、ホントにそうらしい。
ところで、何を隠そう、この私も究極のプラス思考人間である。「この会社なら私も合格だもんね!」と息巻いていたら、「プラス思考と頭がおめでたいのは、別モノだと思うよ」と、冷静な夫。フンだ。この先、私にだけガバガバ福が寄ってきても分けてやんないよ。
(終)