vol.16
次にくるモノ
その1
ごく親しい仲間で集まった時、よく話題になるのが「次にブームがやってくるのは何か?」というテーマだ。
仕事の資料用にストックしている雑誌の目次を拾ってみてもわかるのだが、「グルメ」、「旅」、「ファッション」といった定番企画モノに混じって、その時代にブームを呼んだ出来事や、流行モノが誌面に色濃く反映されている。
昨年の暮れに300号記念特別号が発行された「暮らしの手帖」。この雑誌が創刊されたのは、昭和23年のことだ。母の愛読書だったこともあり、私も子どもの頃は、毎号隅々まで読んだ記憶がある。そして、今改めて見直してみると、敗戦後の日本が今日まで歩んできた生活文化史そのままなのである。
この雑誌に限らず、ここ何年か、根強い人気を誇るのは、なんといっても「健康」に関するテーマだろう。「花粉症に効く○○」、「血液サラサラレシピ」とか、「腸内洗浄であなたも腸美人に!」なんてのもあって、健康に対する関心度の高さを物語っている。
それと並んで、「エコロジー」というキーワードも登場回数が多い。自動車から家電、住宅に至るまで、広い分野に浸透したように思う。
また、「ガーデニング」も大流行中の1つ。ホームセンターは、どこもガーデニング商品売り場の拡充を図り、休日ともなれば、商品を買い求める人たちで賑わっている。
(その2へ続く)