vol.16
次にくるモノ
その2

これら全ての要素を含むから、というわけではないが、私が個人的にブームの予感がするのは「農業」である。 1つには、食に対する信頼度が薄れてきたことにより、自らの手で安心できる食べ物を生産したいと思い始めた、ということもあるだろう。でも、本質的にはもっと深いところでの欲求というか、元来、人々は土に触れ、自然に回帰したい欲望があるように思うのだ。「Iターンして田舎暮らしを始める」とか、「週末農業」に人気が集まるのも、そんな欲求のあらわれだろう。 農村地帯に取材に出かけると、あちこちで休耕田を見かける。もし、本当に「農業ブーム」がやってきたら、都会の人に農園として活用してもらうのはどうだろう。新幹線効果をフルにいかして、眠っている土地を観光資源にかえる。それは、何も土地に限ったことではなく、農業の技術や知識でもいいし、津軽弁のレクチャーでもいい。そう考えれば、青森は、お宝の山かも知れない。 あなたの近くにも、そんな「お宝」はありませんか?
(終)


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