vol.26
街は鏡のごとく
その2

彼女たちに同行し撮影や取材にも出かけたが、取材先に対しても、消費者ならではの素朴な疑問、それでいて核心にせまった質問がポンポンと出て、非常に面白かった。逆に、私たちがお客として通っていた時には知り得なかった店主のこだわりや、クオリティを保つための陰の努力など、目からウロコモノのたくさんの情報を得ることができた。 知ってるつもりで見過ごしていた自分たちの街が、宝の山に見えてくる。店側、消費者側両者のたくさんの発見や気づき。消費者自らが街を歩き、自分たちのニーズを伝え、また店側から情報を得ることで、これまでにないコミュニケーションスタイルが生まれたように思う。 そう言えば昨年夏、弘前市のれんが倉庫で開かれた奈良美智展、今年の夏、青森市で開催されたナンシー関の消しゴム版画展、共に活動の主体となったのは市民ボランティアである。 自分たちの街の魅力を掘り起こし、自分たち流の切り口で発信していく。街は、あくまでも住民のステージだから、住民の意識以上には成熟しない。街の姿は、そこに暮らす人たちの鏡のようなモノなのかも知れない。 そんなわけで、なにはともあれ、弘前タウン情報誌「TEKU−TEKU」創刊号は、もうすぐ完成だ。A4フルカラー80ページ。創刊号は無料!!だから早い者勝ち。9月14日に土手町で行われる「カルチュアロード」では、専用ブースを設けて限定2000部を無料配布する予定。ぜひ、お見逃しなく!
(終)


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