vol.31
てんてこ舞い
その1
11月は、仕事の約束と、しょーもない雑用が怒濤のように押し寄せてきて、てんてこ舞いである。さすが、プレ師走の月だ。
と、ここまで書いて、ふと思った。
てんてこ舞いの「てんてこ」って、いったいどんな踊りなんだ。
字面からすると、コサックダンスのようにぴょんぴょんはねるイメージ、もしくは志村けんのひげダンスのように、ズッチャカ、ズッチャカとリズミカルな踊りだろうか。
深い考察をめぐらすが、いっこうに解決の糸口がないので、部屋で1人踊ってみる。「体感から得られる結果こそ、真実を照らす光である」と、ドイツの思想家も言っているではないか。(うそ)
「てんてこ、てんてこ、てんてこてん、ハイッ、てんてこ、てんてこ、てんてこてん」。
2拍子のリズムに合わせ手足をブルンブルンさせるが、今ひとつ、「これは!」という型が決まらない。その時、「もしや?」という有力な仮説が浮上した。
「てんてこ舞い」が日本語であるからには、日本舞踊とか手踊りのような、日本独特の流れるような舞いなのではないか。今すぐにでも日本舞踊を習っている友人に電話で確かめたい衝動にかられたが、我が身のあまりのアホさ加減に嫌気がさしてやめた。
だから、いまだにわからずじまいだ。どなたかおわかりになれば、ぜひ教えてほしい。
(姉妹品ならぬ、姉妹語(?)として、「きりきり舞い」というのもある。こちらも、あわせて教えてほしい)。
(その2へ続く)